一般的に「馬の牧場」といえば、繁殖牝馬を繁養し、競走馬を生産する目的が主である「生産牧場」。そして、1歳馬、2歳馬の馴致・調教を主な仕事としている「育成牧場」(北海道)、さらには現役競走馬の休養や、再調整など、あくまでトレーニングセンターの外厩目的で預かる「育成牧場」(トレセン近辺)などが主流です。
ここでは、まず美浦トレーニングセンター(茨城県)栗東トレーニングセンター(滋賀県)の近辺に存在する育成牧場について説明します。
本来、「育成牧場」とは、生産牧場よりトレーニングセンター(地方競馬の場合は競馬場)まで入厩するまでの過程を指し、JRA中央競馬の場合は、競走馬のほとんどはこれらトレーニングセンターに所属し、普段の調教や調整を受け、週末各競馬場に出向くことになるのです。しかし、今や厩舎を運営する調教師は、トレセン内にある20馬房に対し、最大60頭までの競走馬登録をできりようになったのです。従って、トレセン内の厩舎は、出走待機の競走馬がほとんどになっており、短期休養や再調整の現役競走馬のほとんどは、トレセン近辺の育成牧場にも多数の現役競走馬を預けているのが現状です。
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