一般的に「馬の牧場」といえば、繁殖牝馬を繁養し、競走馬を生産する目的が主である「生産牧場」。そして、1歳馬、2歳馬の馴致・調教を主な仕事としている「育成牧場」(北海道)、さらには現役競走馬の休養や、再調整など、あくまでトレーニングセンターの外厩目的で預かる「育成牧場」(トレセン近辺)などがある。しかし、その中でも、やはり生産牧場と育成牧場の2つにわけられているのが現状です。
ここでは、まず北海道に多い「生産牧場から上がってきた1歳・2歳の馴致や調教」を目的とする育成牧場について説明します。
そもそも一般的に「育成」とは、生産牧場よりトレーニングセンター(地方競馬の場合は競馬場)まで入厩するまでの課程を指し、育成牧場では、概ね3段階に考え、生産牧場から入厩した第一段階では、人が乗れるように調教し、第二段階では運動できるまでを調教し、そして最終段階で、速く走れるように調教します。毎年8月〜9月にかけて、生産牧場から多くの新しい馬が入厩します。もちろん、人がまたがることはもちろん鞍や手入れにも慣れてない場合もあり、これら一人前に1段から丁寧に教えて、競走馬として送り出すことが、育成牧場の大きな役目なのです。
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